2012年12月19日水曜日

ver.1.9にバージョンアップ後の強制終了について

PwList ver. 1.9にバージョンアップ後、起動時に20秒ほどたってから突然終了してしまうとのご報告を何人かのユーザー様から頂いております。この現象について調査したところ、ver.1.9 にてデータの構造を変更したことに起因する不具合であることが分かりました。

これは起動時の処理時間が20秒以上かかっている場合にOSにより強制終了されるためであり、ver.1.9にてデータ構造を変更したことが原因でした。開発環境では20秒の制限が切られているため気付きませんでした。申し訳ありません。

アプリの修正を1〜2日で終える予定ですが、Appleが年末のメンテナンスに入ってしまうため1週間、その後オープンしてからAppleのレビューを通すのに約1週間かかり、お届け出来るまでに合計2週間程度はかかってしまうかと思います。

ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。ご理解ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

【2012/12/20 7:30 追記】
さらに調査したところ緊急時に優先でレビューをするための申請窓口が存在することが分かりました。そこで昨夜のうちに修正をし、緊急度を切々と訴えて申請をしてみたのですが、今朝の時点で既にレビューが済んでAppStoreにリリース出来ていました!(これほど早いとは思いませんでした。年末メンテナンスの直前だったからかもしれません。)

ということでバージョンアップ版の1.9.1をぜひご利用ください。データの移行処理でタイムアウトしない仕組みを入れました。

2012年12月16日日曜日

iPhoneの乗り換えに伴うトラブルについて

PwList ver. 1.9にて 「暗号を解除できません」というエラーメッセージが表示されるとのご報告を何人かのユーザー様から頂いております。このエラーメッセージは以下のような場合に発生します。

  1.  最初にあるマスターパスワード「XXX」で項目を作成した
  2.  何らかの理由でマスターパスワードを「YYY」に変更したが、その際にPwListの設定からのパスワード変更ではない方法で変更した。
    例えばiPhoneを乗り換えた際にマスターパスワードを含まずにバックアップをしてから復元してしまうとPwListを起動した際に初期パスワード設定画面になります。そこで以前と異なるパスワードを設定した場合はこのような状態になります。 
  3. この場合はデータの中身は「XXX」で暗号化されていますが、異なるパスワード「YYY」で復号しようとするためエラーが発生します。 
 対処方法はPwListの設定の「パスワード変更」から以前と同じパスワード「XXX」に設定して頂くことです。エラーが表示されなくなってからはパスワードを「YYY」に戻しても問題ありません。

またそもそもこのような現象が起きないよう、マスターパスワードを含んだ状態でiPhoneを乗り換える方法もあります。

  • iTunesを使ってバックアップを行うこと
  • その際、バックアップの暗号化を行うこと

iTunesの設定画面

上記の方法で取ったバックアップを使って復元を行うとマスターパスワードを含んだ状態で端末を復元出来るためオススメです。

以上、今後ともよろしくお願いいたします。